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年齢を理由に諦める必要はない

そういえば、昨年出した本に、「人生100年時代」について書きました。

 

年齢を理由に何かを諦めるという話は、よく聞きます。

本当はやりたいことがあるけど、もう50代だし・・等の件です。

 

これは、めっちゃ気持ちわかります。

一般的に、まだ若者の部類に入る私ですら、小中高校生とか見るたびに、
(うわーこれから未来があるんだ〜いいなあ)って心底思います。

 

やはり、年齢だけは、越えられない壁です。

 

誰にも戻すことはできないし、
お金で買うこともできない。
人類皆平等に過ぎて行く。

 

「人間、今日が一番若い。」

 

そうして、50歳とかになっていくと、弱気になってしまうのは、どんな人間でもあることです。

 

もう、これが自分の人生の姿かなっていう、妥協。

 

ただ。
現実は、あなたが思うよりも、全然、可能性に満ちているものです。

 

「もう60歳だし・・・」

と言っても、実際のところ、
あと40年くらい生きます。

 

(もう50だ・・・)

いや、50歳はまだまだ人生の半分地点なんです^^;

 

折り返し地点であり、
何をするにも全然遅くないのです。

むしろ、これから先、相当長いです。

 

昔は、”退職後にセカンドストーリーを生きる!”なんて、
憧れの対象でしたが、今は「嫌でもしなくてはならない」に変わって来ているほどです。

 

定年の60歳以降、40年以上も生きるのですから、嫌でも、働くか、人生設計しなくてはなりません。

 

「現代は、人生100年時代」

 

人生100年時代とは、ロンドンビジネススクール教授のリンダ・グラットンとアンドリュー・スコットが『LIFE SHIFT(ライフ・シフト)100年時代の人生戦略』(東洋経済新報社)で提唱した言葉です。

 

長寿化が急激に進み、先進国では
2007年生まれの2人に1人が100歳を超えて生きる、人生100年時代が到来すると、
これまでとは異なる新しい人生設計の必要性を説いた内容となります。

 

要するに、想像するよりも結構長い時間があります。

ご存知の通り、昔の人は、寿命70歳とかでしたが、それがグーンと伸びているのです。

 

100歳まで生きることが一般化する社会では、
年齢に関係なく、学び直しや転職、長期休暇の取得など人生の選択肢が多様化するとされています。

 

政府では、2017年9月に首相官邸に「人生100年時代構想会議」が設置され、2018年6月には「人づくり革命 基本構想」が発表されるなどど政策への反映が進められています。

今の時代、年金もあてになりません。

年金をあてにしていたら、老後は貧乏になってしまう可能性があります。

 

 

これからの時代、目先のことだけしかやってこなかった人と、
将来を見据えてやってきた人とでは、
老後に間違いなく差が出てきます。

 

今まだ若いとすれば、長時間労働しても、体力仕事しても、負担にならないかもしれません。
PC入力も、資料を読み込むのもお手のものです。

ですが、高齢になればキツくなります。

 

「60歳以降も40年間も生きる」
のですから、早いうちに、年齢関係なく出来るビジネスを習得しておくことが大切です。

「年齢関係なく出来る」

具体的には、頭の働き、体力、気力などが、あまり要らないようなことです。

そのためには、「慣れている」がポイントになってきます。

新しいことをするには、覚えるための記憶力や判断力など、頭の働きが必要になり、高齢がハンデになってしまいます。

慣れていることであれば、すでに習得しているので、あまり、頭を働せたり、体力、気力など必要がなく、マイペースに進められます。

 

つまり、若いうちに取り組み始めて、マスターしておくことが、長い人生をよりよく生きるキーになると思います。

 

そう言ったわけで、(もう歳だし・・)と諦めている方は、
思ってるより人生かなり長いので、
むしろ、一日も早く始めて、慣れておくことが大事だという発想に切り替えるこをオススメします。