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ビジネスの成否を分けるのは

世の中の流れを理解する

 

突然ですが、ここで一つ質問をします。

街の商店街は、なぜ、閑散としているのでしょうか?

 

多くの店がシャッターを閉め、色あせた看板と、古い建物が、ずらっと並んでいます。

文房具屋さん、お菓子屋さん、洋服屋さん。

様々な業種のたくさんの店舗が並びます。日本全国に多数存在し、各店舗に店主がいます。もともと店主の能力が低かったのでしょうか? もしくは、趣味で経営していたのでしょうか?

 

きっと、昔は、活気付いて繁盛していたと思いませんか。

昭和の時代、商店街には、子供からお年寄りまで、たくさんの人々の生活の拠点、交友の拠点、商売の拠点として、パワーが溢れていた様子が浮かびます。

 

ただ、今は、シャッター街になり、人通りはありません。どこか寂しい気持ちがします。

 

その頃と、店の立地は変わっていません。売っている商材も変わっていませんし、店主も変わっていないはずです。

 

どうしてなのでしょうか。

 

ここまでくれば、皆さんもお分かりですよね。

そう、つまり「時代」が違うのです。

時代の流れによって、成功しやすいビジネスと、そうでないビジネスがあるのです。

 

大きな流れに、小さな者は巻き込まれます。逆らっても勝てません。

投資用語で言えば、マクロトレンドの中にミクロトレンドが存在します。

時代の流れによって、成功確率が変わるのです。

 

想像してみてください。下りのエスカレーターを上ろうとするのは難しいですが、上りのエスカレーターであれば、ただ乗るだけでそのまま上まで連れていってもらえます。

「のぼる」という同じ行動でも、かかる労力の差は比になりません。

 

つまり、ビジネスで成功するためには、世の中の流れに沿うことが重要で、まずは、世の中の流れを理解することが最初にやるべきことです。

 

何をやっても同じではないのです。

闇雲に戦っても勝てる可能性は低く、沈んでいく船に乗っていては、早かれ遅かれ、自分も一緒に沈んでいきます。

 

「取り組んでいるけど、思うような結果がでない。」

ひょっとすると、それは、あなたに才能がないことが原因ではないかもしれないのです。

 

これからの世の中の流れ

  

ここで、まずは、これからの時代の流れを見ていきましょう。

時代の流れといえば実にたくさんありますが、ここでは、労働や働き方など、仕事に関係する流れを中心に見ていきます。

 

【今後の世の中の流れ】

◇AIの進化

◇長寿化・高齢化――人生100年時代

◇自由人の増加

◇働き方の変化

◇アフターコロナ

◇自分の力で稼ぎたい人が膨大に増える

 

AIの進化

AIが私達の暮らしを豊かにしてくれる一方、「多くの人がAIによって仕事が奪われる時代が来る」など、機械学習や人工知能に関する技術の発展とともに、雇用に関する影響への心配をよく耳にするようになりました。

AIが社会に浸透することによる、これまでの仕事がなくなってしまう懸念への議論は尽きることがありません。

 

この先、人々がAIに仕事を奪われることになるという主張の根拠として、国内外の研究施設から発表された論文があります。イギリスのオックスフォード大学は、近い将来に現在ある仕事の90%は機械(AI)に置き換えられると公表しました。また、野村総合研究所は、この先15年で今ある仕事の49%がなくなるというレポートを発表しています。

 

将来に備えるためには、まずはそのようなAIに代替されやすい仕事、されにくい仕事を把握しておく必要があります。それどれどのような仕事が該当するのか確認していきましょう。

 

AIに代替されにくいのは、型にとらわれないような仕事と考えられます。「計算できないこと」「統計的でないこと」です。つまり、「クリエイティブ」なことが不得意なのです。人間の感情や、こだわりを扱う業種には影響が出にくいとされています。

 

どんなに機械が高度化しても、人間の本来の欲望は残ります。

「楽しみたい」「感動的な体験をしたい」「大切な人と絆を深めたい」。

これらは、人間の「感情」であるため、機械では計算できず、人間が人間へ提供するべきものとなります。

 

あなたがこれから何かビジネスを始めたい場合、AIへの心配をしなくてすむためには、人間の感情や、体験、こだわりを扱うものなど、人間でしか提供できないビジネスを選ぶと良いでしょう。

 

将来的に、そういったビジネスには、AIに左右されない職として、今よりさらに、人気や価値が高まる可能性もあります。人気や価値が高まるということは、それを行なっているあなたの価値や、社会意義も高まるということです。

 

 

長寿化・高齢化――人生100年時代

 

人生100年時代とは、ロンドンビジネススクール教授のリンダ・グラットンとアンドリュー・スコットが『LIFE SHIFT(ライフ・シフト)100年時代の人生戦略』(東洋経済新報社)で提唱した言葉です。

長寿化が急激に進み、先進国では2007年生まれの2人に1人が100歳を超えて生きる「人生100年時代」が到来すると予測し、これまでとは異なる新しい人生設計の必要性を説いた内容です。

100歳まで生きることが一般化する社会では、年齢に関係なく、学び直しや転職、長期休暇の取得など人生の選択肢が多様化すると予想されています。

 

2017年9月には首相官邸に安倍首相を議長とする「人生100年時代構想会議」が設置され、2018年6月には「人づくり革命 基本構想」が発表されるなど政策への反映が進められています。

 

これからの時代に年金もあてになりません。

年金をあてにしていたら、老後は貧乏になってしまう可能性があります。60歳以降、40年以上も生きる可能性があるのですから、
人生設計や働き方を変えないといけません。

 

これからの時代、目先のことだけしかやっていなかった人と、将来を見据えてやってきた人とでは老後に間違いなく差が出てきます。今はまだ若いので、長時間労働も、体力仕事も、負担にならないかもしれません。PC入力も、資料を読み込むのもお手のものです。ですが、高齢になればキツくなります。

繰り返しますが、60歳以降も40年間も生きるのですから、早いうちに、年齢関係なく出来るビジネスモデルを知り、習得しておくことが大切です。

 

 

自由人の増加

 

「安定よりも自由を取る」

我々社会は、長年、終身雇用制度に縛られて来ましたが、最近は、価値観が変わりつつある人も多くなって来ています。

安定よりも、自由に好きなことをする時間が欲しい、自由に生きたいという人が、老若男女問わず、増えてきているようなのです。

特に、最近の若者は「家も車もいらない、けれど大好きな仲間といたり、好きなことを仕事にしたい」というような生活を求めている人が多いと感じます。

子供の憧れる職業にYoutuberがランクインしたり、同じ趣味を持つもの同士が集うオンラインサロンのビジネスに憧れている人が増えたりと、一昔前では考えられなかったような違いが現れています。

 

その価値観から「ギグワーク」も加速してきています。どことも雇用関係を結ばず、ひとりで出向き、好きな時に好きなだけ働くという働き方です。

最近では「Uber Eats」でレストランから個人宅へと料理を運ぶ仕事がありますが、時間が空いた時に、近場を自転車で配達すれば収入になるため、その自由さがウケ、多くの人がエントリーしています。他者に縛られるよりは、好きな時に好きなだけ働けるギグワークに魅力を感じるようなのです。

 

要は、過去のスタイルと逆で、自分のやりたいことや好きな仲間と過ごすことが生活のメインであり、その合間に仕事をするスタイルなのです。多くの人は、仕事がメインで、空いた時間を趣味などに使うスタイルだと思います。最近は、その逆のスタイルの人も増えてきているのです。

 

また、フリーランスも増加しています。会社で勤めるわけでも、会社を経営するわけでもない、個人として仕事をするスタイルです。専門性を高めれば時給単価が高くなるので、短時間労働でも高収入な人もいるようです。

確かに、安定性はないかもしれませんが、会社員として終身雇用で一生が終わっていくよりは、自由に生きる方が楽しいのではないかという価値観を持つ人が増えてきています。

 

働き方の変化

 

今、政府は、多様な働き方を認める「働き方改革」を提唱しています。

 

働き方改革とは、一億総活躍社会実現に向け、これまで当たり前だった 日本企業の労働環境を大幅に見直す取り組みを指します。

長時間労働の是正、非正規雇用労働者の処遇改善、子育てや介護との両立、副業・兼業を認めるなど、労働者が働きやすい環境を整備することです。これを機に副業を認める企業も増えてきました。

 

一人ひとりの意思や能力や事情に応じた、多様で柔軟な働き方を選択可能とする社会を目指していくことです。国としての目的は、働く人を増やして税収を増やし、日本の財政を健全化することであるといえます。

 

 

【働き方改革の三本柱】

①長時間労働の是正(残業廃止等)

②雇用形態によっての不合理な待遇差

③柔軟な働き方の推奨

 

・ついに正社員の意味がなくなる

 

ご存知の方も多いと思いますが、2020年年4月に適用が始まった同一労働同一賃金制度

同一労働同一賃金とは、「同じ仕事をしている限り、正社員であるか非正社員であるかを問わず、同一の賃金にする」というものです。

これにより、企業はこれまでのように正社員に高い給与を払い、それ以外の従業員は低い給料で働かせることができなくなりました。

 

働き方改革関連法の大きな柱である改正労働基準法と並ぶ、もう一つの柱であるパートタイム・有期雇用労働法と同一労働同一賃金の規定を盛り込んだ改正労働者派遣法です。

 

企業は対応をしなければならないわけですが、パートタイマーや派遣社員などの賃金を上げることで合わせる場合、相当な人的コストの高騰になってしまうため、実質的には、正社員の待遇を下げていくことしか方法はないでしょう。

 

 

【今後想定される企業の流れ】

・正社員の給与を下げる

・ボーナスを減額

・残業を廃止

・人員の整理(早期退職・リストラ)

・福利厚生や家賃補助などの手当をやめる

・年齢による昇給制度を廃止

 

 

今までは、正社員というだけで、派遣やバイトより待遇が良かったと思います。

 

「正社員」って、過去に、就活や転職などで、努力してなった人もいるかもしれません。正社員だからこそ、仕事を辞めたくなっても我慢して続けてきた人も多いかもしれません。ですが意味がなくなります。

 

併せて、働き方改革では、副業を認める企業が増えていく流れです。

単刀直入に言うと。

会社:「今後は、今までみたいに手厚い給料保証は出来なくなるから、そのぶん、自分で稼いでね。すまん!」

 

こういう流れです。

これからは、会社員であっても、プラスで自分のビジネスを持っていることが安心につながるのです。

 

 

◇アフターコロナ

 

・新型コロナウイルス

 

本年初頭に突然襲ってきた、新型コロナウイルス。全世界に深刻な被害をもたらしています。

現在、本書を執筆しているのが2020年6月となり、ちょうど、3週間ほど前に緊急事態宣言が解除されたところです。

 

 

日本政府は、月例経済報告で月に1度、公式な景気判断を示しますが、4月23日に発表した4月の月例経済報告の中では、日本経済の現状を、「景気は、新型コロナウイルス感染症の影響により、急速に悪化しており、極めて厳しい状況にある」としました。

日本政府が基調判断に「悪化」という表現を用いたのは、リーマンショック後の2009年5月以来初めてで、11年ぶりとなります。

同報告では、「感染症の影響で、日本の個人消費が大きく落ち込んでいるほか、生産と輸出も減少しており、企業の売り上げが急激に減少し、破産する企業も増えている」としています。また報告は、先行きについても「極めて厳しい状況が続く」としており、日本及び世界経済が感染症の影響によるさらなる下した振ぶれリスクに十分に目を向け、金融と資本市場の変動に注目する必要があるとの見方を示しました。

また、翌5月の月例経済報告では、景気は「急速な悪化」が続いているとの認識を示しました。

内閣府の集計では、上場企業の経常利益は1~3月期に前年同期比で60.3%減った、国内外で需要が蒸発し、製造業・非製造業を問わず厳しい状況にあるとしました。

7~9月期以降は持ち直しが見込まれ、個人消費や輸出は下げ止まりが期待されていますが、世界経済の回復が遅れたり、国内で感染の第2波が起きたりして、企業が賃金カットや人員整理にまで乗り出せば、今後も景気の低迷が長引く恐れもあります。

 

昨年までは、誰も予想だにしていなかった、新型コロナウイルス。計り知れない被害をもたらしており、この先どうなるのかさえも誰もわからない状況です。

 

 

◇自分の力で稼ぎたい人が膨大に増える

 

・ある意味時代が進んだ?

 

前述の通り、近年、日本では、多様な働き方への取り組みが推奨されていたわけですが、今回の新型コロナにより、その流れが、計画より早期に浸透することになったと思います。

 

多様な働き方の内容として挙げられていた、働く時間の効率化・場所を選ばない働き方としてリモートワーク・オンライン化などが、想定より早く広がることになりました。

そして、副業や資産形成等についても、取り組む人が増えています。

 

これらの方向性は、本来、働き方改革で目指していたところそのままであり、新型コロナウイルスという、想定外の悪い出来事がきっかけではあったものの、結果的に、目標が、計画より早期に進むことに繋がっています。

 

 

・自分の力で稼ぎたい人が膨大に増える

 

新型コロナウイルスの影響で、給料が減り、収入に困る人はたくさん出てきます。商売をしている方で過去の事業で生きていけなくなった自営業者や、経営者も増えます。勤務先の破綻やリストラで、失業された方もいるでしょう。

 

今後、「自分の力で稼ぎたい人」は膨大に増えます。

今までの比にはならないレベルで、真剣にその課題について取り組む人が増えていきます。当然に、増えれば増えるほど、全体の能力レベルが上がるため、成功することへのハードルが上がります。そうなる前に、一日でも早く動き出すことが大事です。