パーティスペースにかかるコストを解説

パーティスペースの初期投資

 

パーティスペースを開業するための初期費用について解説します。

 

最安で仕上げた場合、80万円程度で開業できるでしょう。

初期費用には、物件の契約金と室内什器の代金が含まれます。

物件の契約金とは、敷金・礼金・仲介手数料・保証会社加入料・保証金などです。

 

 

[初期費用内訳]

敷金10万円

礼金10万円

仲介手数料11万円

保証会社加入料10万円

火災保険加入2万円

ソファー 5万円

ラグ 1万円

クッションや座布団 1万円

スタンドライト等 3万円

テレビ6万円

レンジ 1万円

ダイニングテーブルセット5万円

キッチン用品 2万円

インターネット工事 2万円

冷蔵庫 4万円

掃除用具 1万円

カーテン 0.5万円

ゲーム機やパーティグッズなどエンタメ系 5万円

合計80万円

 

 

ただ、最安であれば80万円程度で開業できるといえど、実際にはもう少し予算に余裕をみて120万円程度であることが平均的です。

理由としては、広い物件の方が人気が高いため、広いと賃料は高くなることや、家具家電などの設備を充実させた方が人気が上がるためです。

自己所有の物件で開業する場合は、家具家電の購入代くらいしかかかりませんので、あまりお金をかけずに開業できます。

ランニングコスト

パーティスペースを運営する上での経費について説明します。

 

サイト手数料はサイトによって異なりますが、予約が成立した場合のみ成功報酬で発生します。掲載は無料です。スペースマーケットの場合は30%、インスタベースは35%です。

自主管理するのであれば管理業者への運用代行手数料は不要ですが、運用を任せる場合は10%程度がかかります。

清掃に週1回ほど入ることをオススメしますが、好きな時間に行けばいいので(空室時)、コストを抑えたい方は、空いている日に自分で清掃しましょう。

 

ランニングコストの項目
・賃料
・公共料金(電気・ガス・水道)
・Wi-Fi
・サイト手数料(売上の30-35%)
・〔運用代行業者への手数料(売上の10%)〕
・〔清掃を業者に委託する場合は清掃料金〕

 

ざっとですが、ここで物件を例に、経費を計算してみましょう。賃料10万円、月の売上30万円で考えてみます。

 

・賃料 10万円
・公共料金 1万円
・Wi-Fi  4000円
・スペースマーケット手数料9万円
・(管理業者への運用代行手数料10%)3万円

合計を計算すると、月の経費が23万4000円です。