(こちらはライン講座の一部を公開しています)
今日は、パーティスペース経営のノウハウとして、トラブルについてお伝えします。
トラブルをあらかじめ知って、”先回り”することで、未然にトラブルになるのを防ぐことができるからです。
■カギのトラブル
このトラブルが一番多いです。
キーボックスの開け方がわからない、電子キータイプの場合は電池が切れてしまっていた、前のお客さんが間違えて鍵を持って帰ってしまったなどが起こります。
対策ですが、うちのスペースは、開けっぱなしで運営しています。最初から鍵を使用しないという逆の発想です。
誰でも入れてしまうので、盗難などが怖い方は出来ないかもしれませんが、カギ系のトラブルは多いので、開けっぱなしだと、そういったトラブルが無くてラクです。
万が一盗難されたとしても、大したものは置いていないので、まあいいかなと思っています。
■次の利用者が来た時に前の利用者がまだいる
これもあるんですよ・・・。
終了時刻を守ってもらわないと起こります。
予約した時間が終わっているのですが、
無人運営なので誰にも注意されないと思うのか、
時間が終わってるのにズルズルと室内にいることがあります。
無断利用です。
次の利用者が到着した際にハチ合わせてしまうと、次の利用者が時間になってもスタートできないためトラブルになります。
ミーティングなど、お客さんを連れて来てたりもするので、時間になってもスタートできないととても困ります。
このトラブルの対策としては、時間外利用をした場合の規約を書いておくことや、時間を延長する方法をお客様にわかりやすく伝えておくことです。
POPに記載して部屋に貼っておきましょう。
延長の方法が簡単であれば、サクッとやってくれる人も多いでしょう。
■忘れ物、着払い郵送
忘れ物をするお客さんがいます。
「着払いで構わないので郵送してほしい」とリクエストがきます。
お忘れものをお返しする。
「それ、トラブルなの?」
と声が聞こえてきそうですが、これが結構大変なのです。
物件は無人で運営しているため、現地にいるわけではなく、わざわざ自分が物件まで取りに行かなくてはいけないため、労力となってしまいます。
自宅から物件までが遠いことだってあります。
また、忘れ物をしたことに気づくのが遅かった場合、そのゲスト以降にも次のゲストが入ってしまっているため、忘れ物が次の利用者によって捨てられていたり、紛失・破損したりするということも考えられます。
実際のところ、当の本人が忘れて帰ってしまうくらいなので、「忘れもの」と誰もが気づくような物ではないことも多く、本人にとっては大切なものでも、他人からすればゴミの捨て忘れかなと勘違いして、次の利用者が悪気なく捨ててしまう(好意で捨ててくれている)ケースはあるのです。
室内で脱いだ靴下を忘れたとか、そういった件です。
不要なトラブルに発展しないよう、利用規約に「スペース内における利用者の持ち物の紛失・盗難・忘れ物に関しては責任を負いません」という内容を盛り込みましょう。
■備品の故障
物品が壊れていないか、定期的に確認しましょう。
例えば、プロジェクターを使うも映像が流れないといった場合、イベントの種類によっては会そのものが成り立たなくなる可能性があり(例:結婚式の2次会など)、お客様にご迷惑をかけてしまいます。もちろん全額返金のトラブルに発展する可能性もあります。
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